2024年6月6日
タイトルを見て「えっ!?」と思われた方もいらっしゃると思います。
そのタイトル通り簡単にお家の解体を決めるのは、あまり好ましくありません。
それは、何故か?
「再建築不可」の可能性があるからです。
再建築不可とは、言葉の通り建て替えのできないお家のことです。
そんなお家あるの?と思われるかもしれませんが、意外と多いのが事実です。
現在の建築基準法の規定ができる前から建っているお家はそのままでいいのですが、一度解体してしまうと新たに建築できません。
一番多いケースとして、接道義務を満たしていない土地が挙げられます。
建物を建てる場合は、原則として建築基準法で定められた幅員4m以上の道路に2m以上接していないといけない決まりになっています。
理由は、火災や地震などの災害が起きた時の避難経路と消防車や救急車が通れる経路を確保するためです。
色々な条件をクリアして再建築できるようになるケースもありますが、条件調整がかなり難しく費用もかかる為、なかなかクリアできないのが現状です。
再建築不可と知らずに解体してしまった場合、駐車場や倉庫、畑等に再活用できればいいのですが、再建築不可物件になっている場所は長い階段の途中に物件があったり、車が通れない場所に物件があったりと再活用しずらいのが現状です。
空き家になっていて解体しないと、周囲の人に迷惑がかかる等の理由から解体に踏み切る方も多いと思いますが、解体する前に一度不動産会社等に見てもらい、解体しても問題ないか将来、土地として売ることができるか等判断してもらうことをオススメします。
弊社でも対応可能ですので、是非一度ご相談ください!
月別