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新築に「床暖房」は必要?

寒い冬も足元をぽかぽかと暖めてくれる床暖房。
「床暖房にしてよかった!」という声がある一方で、「電気代が高すぎて使わなくなった」など、後悔してしまうことも。

床暖房の必要性やメリット・デメリット、床暖房以外に部屋を暖かく保つためのポイントを解説します!

床暖房の5つのメリット

床暖房とは、床からの熱で部屋を暖める暖房器具のことです。まず、床暖房のメリットを見ていきましょう。  

足元の寒さ対策になる

エアコンの場合、部屋の上の方の空気が先に暖まります。そのため、頭はのぼせているのに足元は寒い…といった状態になりがちです。 一方床暖房では、足元から暖かくなるため、比較的スッキリした頭で勉強や仕事にも集中できます。 床暖房があれば、冬でもスリッパなしで裸足で過ごせるなど、快適さがUPします。 

乾燥しにくい

床暖房はエアコンと比べて乾燥しにくいというメリットがあります。 乾燥は、風邪や肌荒れの原因にもなります。床暖房で乾燥を防ぐことができれば、加湿器を用意する手間も省けます。  

ホコリが舞わない

床暖房ではエアコンのように風が出るわけではないため、ホコリが舞う心配がありません。ハウスダストなどのアレルギー症状に悩まされている方は、床暖房の方が快適に過ごせる可能性があります。 家具などにホコリが積もりにくく、掃除が楽になるというメリットも◎  

ヤケドの心配がない

床暖房なら、ストーブなどと違って、ヤケドする心配がありません。そのため、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心して使えます。 

ヒートショック対策になる

ヒートショックとは、急激な温度変化によって、心筋梗塞などの病気になることです。足元から温まる床暖房なら、温度を高く設定しなくても、快適に過ごせます。結果的に、他の部屋との温度差が小さくなり、ヒートショック対策になるといわれています。 

 

床暖房の3つのデメリット

続いて、床暖房のデメリットを紹介していきます。 

  

コストが高い

床暖房には、電気式・温水式の2種類がありますが、どちらにしろ高額な初期費用がかかります。また、導入時の初期費用に加えて、ランニングコストもエアコンより高くなりがちです。 さらに、メンテナンスコストや修理費用もかかることから、コスト面で断念する人も少なくありません。  

暖まるまで時間がかかる

床暖房は、施工方法にもよりますが、暖まるまでに数時間がかかるケースもあります。起床時に暖かい部屋にしておきたいと思ったら、忘れずタイマーをセットしておかなければなりません。 

 

他の暖房器具と併用する必要がある

暖まるまで時間がかかることに加え、床暖房だけでは十分に部屋が暖まってくれないことも多々あります。そのため、結局はエアコンなど他の暖房器具と併用することが多いのが実情です。 そうなると、乾燥しにくい・ホコリが舞わないといったメリットを享受できません。 

 

床暖房以外にも!冬暖かい家にする方法

冬暖かく快適に過ごせる家にする方法は、他にもあります。続いて、床暖房以外の暖かい家にする工夫をご紹介します。  

 

無垢フローリングにする

やわらかい木材の無垢フローリングにすると、床暖房がなくても、足元が自然と暖かく感じられます。 無垢フローリングを採用しているモデルハウスやショールームなどで、違いを体感できることもあるので、予約してみるといいかもしれません◎  

気密性・断熱性を高める

高気密・高断熱な家にすれば、エアコン1台でも、家中どこにいても暖かく快適な家にすることは可能です。機密性能はC値、断熱性能はUa値で表されるので、住宅会社に数値を確認しておくと安心です◎  

自然光を採り入れる

太陽光を上手に家の中に採り込むことで、屋内の温度が上昇します。このように、自然のエネルギーを活用した住宅設計の手法を、パッシブデザインといいます。床暖房を入れる代わりに、パッシブデザインが可能な住宅会社を探してみるのも良いでしょう◎  

まとめ

床暖房はエアコンとは違い、足元からポカポカ温まるため、特に足元の冷え対策を重視したい方にオススメです!家で過ごす時間が長い方や寒いのが苦手な方は、床暖房を検討してみましょう。また、コンパクトな間取りを希望しているなら、床暖房の施工面積も小さくなり、コストを抑えられます◎ 一方で、スイッチを入れてから温まるまでに時間がかかるため、家にいる時間が短い方は使いにくく感じるかもしれません。また、広々としたLDKを暖めようとすると、コストが高額になりがちです。 メリット・デメリットを踏まえて、自分たちのライフスタイルも考慮した上で、床暖房の導入を検討してみてください。

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