2024年6月13日
梅雨の時期は雨の降る日が多くなり、湿度も高くじめじめしがちです。
長雨の影響で洗濯物を外に干せないけれど、部屋干しは乾きが悪くて困るといった方もいるでしょう。そこで今回は、梅雨に向けてチェックしておきたい、部屋干しのコツ3つをご紹介します。
部屋干しのコツは「風通し」「干す場所」「干し方」
洗濯物を部屋干ししている方のお悩みとして、「洗濯物がカラッと乾かない」「部屋干し特有の臭いが気になる」等が挙げられます。
これは、室内は風がないため、そして洗濯物から放出される水分が部屋の湿度を高め、洗濯物の自然乾燥が難しくなるためです。
では、梅雨の時期に部屋干しをする場合、どのような点に注意すると良いのでしょうか。
ここでは、部屋干しのコツ3つについて詳しくご紹介します。
《部屋干しのコツその1.空気を循環させる》
部屋の空気を循環させて、風通しを良くすることが1つ目のコツです。
しかし、雨が降っているときは窓を開けて風通しを良くすることができません。
梅雨の時期に部屋干しをする際は、エアコンや扇風機、サーキュレーター等を活用して部屋に風が通る道を作ると良いでしょう。
干した洗濯物に風が直接当たるように設置するか、天井へ向けて可動させ、部屋全体の空気を循環させると、より効果的です。
ただし、部屋全体の空気を循環させると、洗濯物から追い出された湿気も循環してしまうため、除湿機を設置して湿気を取り除いてください。
空気を循環させて室内の風通しを良くしながら除湿を行うことで、部屋干しでも洗濯物をカラッと乾かすことができます。
《部屋干しのコツその2.カーテンレールには干さない》
部屋干しするときに、ピンチハンガー等をカーテンレールに引っ掛けて干している方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、カーテンレールを利用して部屋干しすることは、あまりおすすめできません。
濡れた洗濯物がカーテン等に触れると、カーテンに付いていた埃や汚れが洗濯物に移り、洗濯物が汚れてしまう可能性があるためです。
また、洗濯物の水分がカーテンの生地に付着して、カビやダニの増殖につながる可能性も否めません。室内干しをする際は、室内用の物干し台や、天井から吊り下げる物干しユニット等を利用しましょう。
《部屋干しのコツその3.洗濯物の干し方を工夫する》
部屋干しは、「洗濯物の干し方」も大切なポイントです。
干し方を工夫すれば、自然乾燥でもあまり時間がかからずに乾くため、部屋干し特有の嫌な臭いも予防できます。
例えば、長い裾のものと短いもの、厚い生地のものと薄いものを交互に干すと、扇風機等で風を送ったときに空気が通りやすくなり、ただ並べて干すよりも洗濯物が早く乾きます。
衣類の種類ごとに干し方を変えることも効果的です。
ズボンは胴部分と脚部分が立体的な筒状に開くようにして干しましょう。
またポケットの内側が乾きにくいため、ポケットは裏返して干すと良いでしょう。
乾くまで時間を要する厚手のバスタオルは、バスタオルの長辺を上にして筒状にし、短辺と短辺の間を少し開けてピンチハンガーに干す「囲み干し」で干すのがおすすめです。
短辺と短辺の間から空気が入り、バスタオルの中で循環するため、通常よりも早く乾きます。
浴室乾燥機がある場合はぜひ活用を
浴室乾燥機が取り付けられている場合は、浴室乾燥機を活用して浴室内に洗濯物を干すのもおすすめです。
浴室乾燥機の風が洗濯物に当たるようにすると、よりスピーディーに洗濯物を乾かすことができます。
人目に触れる場所で干すのは避けたい下着類や、厚手のフード付きパーカーやデニムといった部屋干しには不向きのアイテムは、特に浴室乾燥機の使用をおすすめします。
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