2022年11月18日
住宅ローンの金利は大きく2タイプに分かれます。今回はそれぞれの違いとメリット、デメリットをまとめました。
北摂エリアでの住まい探しをお手伝いするサンライフホームサービスのブログでは、家づくりに役立つ情報を定期的に発信中です。ぜひ、過去の住宅用語解説もご一読くださいませ。
変動金利と固定金利とは、住宅ローンを借りる際の金利のタイプです。固定金利は金利が固定になり、変動金利は景気や物価など経済の動向に伴って金利が変動します。
また、固定金利には全期間固定金利と当初固定金利の2種類があり、それぞれの内容は以下のとおりです。
・全期間固定金利:住宅ローンの返済開始から完済まで、ずっと金利が一定になる。
・当初固定金利:金利を一定期間固定して返済を開始し、期間終了時には固定金利か変動金利を選択する。
どちらが得とは一概に言えず、住宅ローンを返済する方の家計の状況や、ライフプランの変化に合うタイプを選ぶことが重要です。
前提として、金利の割合は固定金利のほうが高く、変動金利のほうが安くなります。これを踏まえて両者のメリットとデメリットを紐解いていきましょう。
【固定金利】
■メリット
全期間固定金利の一番のメリットは、金利が常に一定であることです。また、当初固定金利では金利を固定する期間を5年、10年など選べるため、ライフプランに合わせた返済計画を立てられます。
■デメリット
変動金利と比べて金利が高くなるため、借入金額の総額が高くなることを覚えておきましょう。
当初固定金利では期間終了時に固定金利を選ぶこともできますが、この場合に注意したいのが優遇金利の制度です。金融機関によっては、ローン契約時から一定期間に優遇金利を適用する場合があり、期間終了時に再び固定金利を選択しても金利が大幅に上がるケースがあります。
【変動金利】
■メリット
金利が低いため毎月の返済額を抑えられるのが最大のメリットでしょう。金利は半年ごとに見直されますが、「5年ルール」を採用している金融機関で契約したローンなら、毎月の返済額が5年間一定になります。
また、6年目に金利が見直される際に「125%ルール」が適用される場合は、仮に金利が大幅に上昇していても、返済額は最大で1.25倍までしか上昇しません。
■デメリット
上記ルールがあるとはいえ、金利の上昇に伴って返済額が増えるのはデメリットです。また、各ルールはすべての金融機関が採用しているわけではありません。
変動金利を選択するなら、返済期間中に金利が大幅に上がる可能性は考慮しておくべきでしょう。
全期間固定金利は完済まで毎月同じ金額をコツコツと返済していくことになるため、住宅ローンの返済計画が立てやすくなります。当初固定金利は、「子どもが成人するまでは毎月の返済額を一定にしたい」といった希望がある場合に役立つでしょう。
充分な貯蓄がある、将来的に収入が増える見込みがあるといったご家庭なら、変動金利でも無理のない返済が叶います。
それぞれの特徴を知った上で「自分に合うのはどの金利タイプだろう」と迷ったら、不動産会社に相談するのが安心です。
北摂エリアで「カエルの家」を展開するサンライフホームサービスでは、住宅ローンのご相談も承っています。
毎週土日と祝日にはオープンハウス見学(予約制)も開催していますので、お気軽にお問い合わせください。高槻市、茨木市、島本町で新築分譲をご検討ならぜひ当社にお任せを!
月別