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床下収納に入れてはいけないモノは?

床下収納は、限られたスペースを有効活用するために便利な収納場所です。しかし、意外と何を入れていいのかわからなかったり、モノを入れっぱなしにしてしまったりして、床下収納を上手に使えていない方は多いかもしれません。さらに、床下収納には入れてはいけないものがあるため、知らずに入れてしまうと後悔してしまう可能性も・・・

今ある床下収納を上手く活用できていない方や、今後床下収納がある物件に住む予定を立てている方は、ぜひ床下収納について参考にしてみてください。

床下収納に入れてはいけないモノ

生鮮食品

床下収納は湿度が高くなりやすいため、生鮮食品を入れておくと腐ってしまいます。また、温度もコントロールできないので、要冷蔵や冷暗所に保管したほうがいい食料品は避けましょう。

香辛料や開封済みの調味料

床下収納は温度や湿度をコントロールできないため、香辛料を入れておくと風味が損なわれてしまう可能性があります。一度開けた調味料も、床下収納に入れておくと湿気ってしまうため、適しません。また、虫の被害を受ける恐れもあります。

布製品

衣類や布団などの布製品は、湿度が高い床下収納に入れるとカビが生えてしまいます。また、床下収納には虫が発生することもあります。
衣類や布団などの布製品は、風通しのよい押し入れやクローゼットにしまってください。

紙製品

本や雑誌などの紙製品も湿度の影響を受けやすく、劣化の原因になることがあります。虫の被害が出ることもある床下収納には入れないようにしましょう。

家電

家電は高い湿度や温度変化によって故障してしまう可能性があります。漏電などを引き起こす危険性もありますので、床下収納に入れないでください。

重いもの

床下収納には耐荷重が設定されているため、あまりに重いものを入れてしまうと収納が壊れてしまいます。床下収納が何kgまで耐えられるかを確認し、耐荷重以上の荷物は入れないようにしましょう。

床下収納に入れてよいモノ


密封された状態の食料品

キッチンにある床下収納には密封された食料品を入れると便利です。レトルト食品や缶詰などの食品、ペットボトル飲料やお酒などの飲料を入れるのに適しています。

調理器具・工具

あまり頻繁に使わない、すき焼き鍋などのキッチン用品やDIYで使用する工具なども、床下収納に入れておくのにおすすめです。つい増えてしまいがちなキッチン周りのアイテムを床下収納に入れておけば、広々とキッチンを活用できます。

日用品のストック

床下収納には日用品のストックも入れておけます。キッチンの床下収納にキッチンペーパーや食器用洗剤の詰め替え、洗面所の床下にはシャンプーや洗濯洗剤、お風呂掃除に使用するグッズなどを収納すると、使う場所の近くにあって便利です。

季節用品

床下収納はお正月用品・クリスマスツリー・プールで使うグッズ・キャンプ道具など、たまにしか使わない季節用品を入れておくにも適しています。
ただし、高価な雛人形など、湿度管理が必要なモノは避けた方がよいでしょう。

防災用品

床下収納は防災用品を入れておくと、いざという時に取り出せるでしょう。ただし、水などの重いものは床下収納の耐荷重を超えないように注意してください。また、賞味期限は定期的に確認し、賞味期限が切れる前に入れ替えてロスをしないようにしましょう。

床下収納を活用するには?使い方の工夫

ボックスファイルで小分けにする

床下収納に直接モノを入れるのではなく、ボックスファイルで小分けにしましょう。ボックスファイルはサイズが豊富に展開されているので、自分の家の床下収納のサイズに合ったボックスファイルを探してください。仕切りとして使えるので食品と工具などを分けられ、小さめのモノを入れる場合はボックスファイルごと取り出しやすく、床下収納に何が入っているのかも管理しやすくなります。

取手のあるケースを活用する

床下収納に入れたものを出し入れしやすくするために、取手のあるケースを使ってみてはいかがでしょうか。先述したように、床下収納はモノを出し入れしにくい面があるので、取手が付いたカゴやケースに入れて収納しておけば、下の方に入れたモノも取り出しやすくなります。

コの字ラックで上下に分ける

床下収納が深い場合はコの字ラックなどを使って、ものを収納できる場所を上下に分けると使いやすくなります。2段にすることで収納力も上がり、より床下収納を活用できるでしょう。

ラベルを貼って管理する

上から見て何が入っているかわかるように、ラベルを貼って管理してみてはいかがでしょうか。床下収納に何を入れたのか忘れてしまったという対策にもなります。ボックスやケースの蓋にラベリングするとよいでしょう。ストックの食品が賞味期限切れになってしまわないよう、賞味期限も書いておくこともおすすめです。

床下に収納したものをリスト化する

床下収納は多くのモノを収納できる反面、どこに何を入れたのかわからなくなってしまうというデメリットがあります。そのため、どの床下収納に何を入れたのかをリスト化しておきましょう。リストがあれば必要になった時にすぐに見つけることができるだけでなく、間違って既にあるストック品を買ってしまうリスクも避けられます。大掃除などで定期的に床下収納の中身を確認し、リストを更新するようにしましょう。

床下収納を利用する際の注意点

温度・湿度管理に気を付ける

これまで記載している通り、床下は温度や湿度が変化しやすいので、カビが発生しやすい場所です。除湿剤を定期的に入れかえたり、時々換気をおこなったりするなどの対策をしながら使いましょう。また、温度や湿度の変化に弱い食品や家電などを入れないように注意してください。

虫対策が必要

床下は虫が出やすい場所なので、虫への対策も必要です。特に虫が集まりやすい、開封している食品を入れることはやめましょう。食品に影響が出ない虫よけシートなどを一緒に入れておくこともおすすめです。

段差に注意

段差につまずいて転んでしまうことがないよう、床下収納の上にマットを敷いておくなどの工夫をしましょう。また、床下収納の中にはほこりが入ってしまうことも多いため、定期的に掃除をするときれいに使えます。

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