2023年5月30日
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今回は、子どもの能力を伸ばす方法や非認知能力を高める習い事をご紹介します。非認知能力は生涯にわたって役立つと言われているため、ぜひ最後までお読みください。
非認知能力とは、IQや学力などで測定できない「目に見えない内面的な力」のこと。生涯にわたって役立つ能力ともいわれています。
幼児期に非認知能力を鍛えることが大切と言われていますが、いったいどんな能力なのでしょうか。認知能力との違いも含め解説していきます。
人の能力を大きく2つに分けると、認知能力と非認知能力があります。認知能力とはIQや成績など数値化できる力のことです。
●基礎学力
●記憶力
●思考力
●計算力
●言語力 など
一方で非認知能力とは、内面的な力やコミュニケーション能力のことです。
●判断力
●創造力
●協調性 など
非認知能力に明確な定義はありませんが、困難に立ち向かう力など生きていくうえで大事な力であり、認知能力と関わり合ってともに成長していきます。
認知能力と非認知能力の違いが分かりましたね。では、非認知能力が高まるとどんなメリットを得られるのでしょうか。
非認知能力を高める教育を受けると、最後までやり遂げようとする忍耐力や人とうまくコミュニケーションをとる力、自分の感情をコントロールする力などが身に付きます。
そのため、下記のようなメリットがあります。
●好奇心を持つようになる
●わからないことがあればまわりの人に質問できる
●目標に向かって意欲を持つ
●色々試したり工夫する
●自分の意見をいえる
●ルールを守りながら遊べる など
人間の脳は6歳までに90%が構築されるといわれています。非認知能力は脳にたくさんの刺激を与えることによって身に付くとされているため、色々な経験や教育を受けさせることが子どもの能力に影響を与えます。
習い事で非認知能力を鍛えるためには、周囲とのかかわり方を学びコミュニケーション能力が身につく「集団での習い事」が適していると言われています。とはいえ、子どもが楽しいと思わなければ長続きしません。楽しみながら通うためには子どもが興味を示すかどうかが重要です。
ここからは、非認知能力を高める習い事をいくつか紹介します。
文化系が好きな子どもならば、下記の習い事で非認知能力を鍛えてみてはいかがでしょうか。
●幼児教室
●楽器・リトミック
●造形・絵画
●プログラミング
幼児教室にはさまざまなものがあり、工作やごっこ遊び、絵本の読み聞かせなど、幼児期に大事な「読む、聞く、書く、話す」が詰まったプログラムを展開している教室もあります。
楽器を演奏したり、音楽やリズムに合わせて身体を動かすリトミックは、表現力や創造力を鍛えるのに有効な習い事です。
プログラミングでは、試行錯誤を繰り返してプログラムの動作を確認するため、問題解決力が身に付きます。プログラミング思考を育むため、小学校では2020年度から必修科目となっています。
また、造形・絵画も表現力や創造力のほかに、一つの作品を作りあげることで集中力が身につくでしょう。実際に工作が得意な子に造形・絵画をやらせてみた母親は「驚くほど集中して取り組んでいた」と語ります。
子どもが楽しんでいる様子を見守ってあげましょう。
体を動かして非認知能力を鍛えたければ、下記の習い事や体験が良いでしょう。
●水泳
●体操
●農業・料理体験
水泳や体操は一見個人競技に思えますが、ほとんどの教室では集団でレッスンを受けるため、ルールを守るなどの協調性や社会性を学べます。また、失敗をしても再チャレンジを繰り返す力はレジリエンスと呼ばれ、非認知能力の1つです。
農業体験や料理体験は、普段食べている野菜がどうやって作られているかを学ぶとても良い機会です。食への好奇心が生まれ、コミュニケーションを取りながら体験するため親子でも楽しめて思い出づくりになりますよ。
北摂エリアの農園や企業でも農業体験や料理体験をしているところもあります。ぜひ参加してみましょう。
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