2022年7月8日
高槻市を中心に、北摂エリアにて数多くの住まい探しをお手伝いしているサンライフホームサービス。当ブログでは、家のご購入を検討されている方々に役立つ住宅用語を定期的に解説しています。
今回も住まいづくりに役立つ用語を3つ集めました!以前の住宅用語解説と合わせてぜひお役立てください。
まず高気密とは、簡単にいうと隙間が少ないことです。高気密の家では、屋外の空気が室内に入り込む余地がほとんどなく、また冷暖房で冷やしたり温めたりした空気が屋外へ逃げるのも抑えられます。
高断熱とは、外気を遮断する能力が高いこと。夏の暑さや冬の寒さが室内に伝わることによる室温の上下が起こりにくくなるため、こちらもまた快適性に優れた家を建てるために欠かせない性能です。
高気密・高断熱の家のメリットは、なにより1年中快適に過ごせることでしょう。また、外気の影響を受けにくくなるため冷暖房効率が上がり、省エネにもつながります。
快適性を保ちつつ室内に新鮮な空気を取り入れるために、現代の高気密・高断熱の家は24時間換気システムが導入されているのが一般的です。
高断熱の家を建てるのに欠かせない部材が断熱材です。その役割は外気から伝わる暑さや寒さを遮ること。
素材の違いで大きく以下の3種類に分かれます。
・繊維系
繊維状にしたガラスや鉱物、木材などの素材からできている断熱材で、繊維状の素材の隙間に空気を含ませることで断熱効果を持たせています。コストは用いられる素材によりピンキリです。
・発泡プラスチック系
プラスチックを発泡させて気泡を作り、その中に空気を閉じ込めた断熱材になります。断熱性に優れることと、軽量であることは大きなメリットです。性能がよいため、コストはやや高めの傾向にあります。
・天然素材系
環境に優しい素材を用いて作られる断熱材です。素材は羊毛、古紙に炭化コルク(コルク栓を作る際に出た端材を炭化したもの)など。
環境に配慮した住まいを建てたい方にはおすすめの断熱材ですが、自然由来の素材であるためどうしてもコストが高くなりがちな点は覚えておきましょう。
地盤改良工事とは地盤を強くするために施す工事です。
住宅を建築するにあたり、地盤の強度が足らないことが原因で直接基礎を作れないときにこの工事が行われます。
工法は3つです。それぞれの工事が選ばれる場面と、費用相場をまとめました。
・表層改良工法
地盤が軟弱な範囲が地面から2mあたりまでの深さの場合に選ばれる工法です。軟弱地盤の土を掘り、セメント系固化材と土を混ぜたもので埋め直し、地盤を固くします。
工事費は50万円前後です。
・柱状改良工法
軟弱地盤が地面より2~8mほどの深さまで続いている場合に選ばれます。地盤が固くなる深さまで複数の穴を掘り、セメント固化材を流し込んだところへコンクリート製の柱を打ち込む工法です。
工事費は50~100万円ほどになります。
・鋼管杭工法
さらに深くまで軟弱地盤が続く場合に選ばれる工法で、工事可能な深さは地中30mまで。固い地盤に鋼製の杭を打ち込み、基礎を安定させることが可能です。
工事費は100万~数百万円になることもあります。
理想の住まいと出会うためには、住宅用語に詳しくなっておいて損はないでしょう。当ブログではこれからも用語解説を投稿予定です。
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