2022年10月18日
家を購入する際、住宅ローンを利用する方は多いでしょう。ところで、住宅ローンの返済方式には種類があることをご存じですか?
今回の住宅用語解説では、住宅ローンの返済方式の種類と異なるポイント、それぞれのメリット・デメリットまで解説していきます。
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住宅ローンの返済方式は、元利均等返済と元金均等返済の2種類です。パッと見ただけでは見分けがつきにくいですが、2文字目が違います。
住宅ローンの返済額の内訳は【元金(借りたお金)+利息】です。利息は元金が高いほど高くなり、毎月の返済により元金が減っていくのに連れて、徐々に減っていきます。
この前提を踏まえた上で、各方式の特徴を確認していきましょう。
■元利均等返済
返済額が毎月一定になるよう、毎月の返済額における元金+利息の割合が調整される返済方式です。返済開始当初は利息が占める割合が多く、利息から優先的に返済していくような形になります。
■元金均等返済
毎月一定額の元金を返済しつつ、ローン残高に応じた利息も合わせて支払う返済方式です。返済開始当初は利息が多いため、おのずと返済額が高くなります。
しかし、元金が減るのに伴い利息も減っていくため、毎月の返済額は徐々に減っていくのが特徴です。
続いては、各返済方式のメリットとデメリットを解説します。自分が住宅ローンを借りるならどちらの返済方式が合っているか、検討してみてください。
■元利均等返済のメリット・デメリット
毎月の返済額が一定になるため、返済計画が立てやすいのがメリットです。家族のライフスタイルの変化に伴い収支に変動があっても、ローンの返済額は毎月一定なので、家計管理がしやすくなります。
ローン残高が多いうちは返済額を占める利息の割合が多く、元金の減りは緩やかです。よって利息の総額は高くなるため、元金均等返済と比べて総返済額が高くなるのはデメリットでしょう。
■元金均等返済のメリット・デメリット
毎月一定の元金を返済していくため、毎月着々と利息が減っていきます。総返済額は、元利均等返済より少なくなるのが大きなメリットでしょう。
ただし、返済開始当初は上乗せされる利息の額も大きいため、家計の負担になる可能性があるのがデメリットです。
元利均等返済と元金均等返済は、一概にどちらがよいとは言い切れません。どちらにもメリットとデメリットがあることを理解しつつ、無理のない返済が叶う方法を選びましょう。
まずは現在の家計状況を把握し、将来を見据えたライフプランも考えつつ、長い目で見た返済計画を立てることがとても重要です。
住宅ローンに関する疑問があれば、住宅のプロである不動産会社に質問してみてはいかがでしょうか。
「元利均等返済と元金均等返済、自分にはどちらが合うか意見がほしい」「自分がどれくらいの住宅ローンを借りられるか知りたい」など気になることがあれば、ぜひサンライフホームサービスへご相談くださいませ。
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